アメリカ、ニューメキシコ州アルバカーキ。口は達者だがうだつの上がらない三流弁護士のジミー・マッギルは、病のために家から出られなくなった敏腕弁護士の兄チャックの世話をしながら、今にも崩れそうな日常を必死に支えていた。安い報酬の仕事に奔走しつつも、劇的な成功の糸口を求めてもがくジミー。そんな中、とある会計係の横領事件をきっかけに、ギャングのナチョや元警察官のマイクといった“ワケあり”な男たちと関わることになっていき…?自由の女神が見守るこの国で、一人の弁護士の運命が大きく動き始める――!
「ソウルに電話しよう!」――今度の主役はあのCMでお馴染み、うさん臭さ純度100%を誇る弁護士ソウル・グッドマン。彼は、いかにして“弁護士の常識”を脱ぎ捨てることになったのか?そこには家族や犯罪者(!?)、そしてかけがえのない親友とのドラマがあった…。ファン感涙の人気キャラクターが続々と再登場!「ブレイキング・バッド」へと続く伏線ギッシリで贈る“至高のボーナス・ステージ”が今、始まる!!
放送開始から視聴者に大きな衝撃を与え、ファイナル・シーズンでドラマ史上最高評価でギネス入り。2014年エミー賞®では、名だたる作品を押さえて主要部門を怒涛の制覇!全世界をまさに熱狂の渦に巻き込み、「21世紀最高のTVドラマ」の呼び声が高い「ブレイキング・バッド」。そんな社会現象の火付け役であるクリエイターのヴィンス・ギリガンとショーランナーが再集結し、同作の前日譚にして主人公ウォルターの“犯罪弁護士"ソウル・グッドマンの誕生秘話とも言えるスピンオフを制作。それがこの「ベター・コール・ソウル」だ。あの最高にインチキ臭い饒舌と確かな法律の知識、これらを武器に危険な橋を渡り歩いてきたソウルの知られざる過去とは?舞台は彼がウォルターに出会う6年前のアルバカーキ。ここに今、新たな伝説が幕を開ける――!!
本作の制作報道に世界が騒然とする中、放送前にも関わらずシーズン2の制作が決定。制作陣の攻めの姿勢にメディアやドラマファンの期待値は最高潮へ!そして迎えた第1話放送では、米ケーブルTVプレミア放送史上最高※となる約690万人という驚異の視聴者数を記録、早くもナンバー1ドラマへと躍り出た。チーム「ブレイキング・バッド」ならではのシニカルな笑いと絶妙なスリルが好評を呼び、IMDbの評価では超人気シリーズに匹敵する9.0をマーク。さらにRotten Tomatesではユーザー評価93%、批評家たちによる評価100%(!!)という異例のハイスコア。2015年エミー賞®では、作品・主演男優・助演男優賞を含む6部門、全7ノミネートを見事果たし、日本の海外ドラマファンから最も注目されている新シリーズである。 ※2015年米国放送当時
「ベター・コール・ソウル」だけでも最高に楽しめるはずだが、「ブレイキング・バッド」(以下「BrBa」)とあわせて見れば、面白さは無限大! ここでは、そんな2作にまつわるトリビアを一部ご紹介。ネタバレがふんだんにMIXされているので、まっさらな気持ちで見たい方は復習に、見逃しのないよう知識をつけたい方は予習に使うのがベター!
オマハの“シナボン”で働くソウルの姿に安堵を覚える人も多いはず。彼は自分の行く末を「運がよくてもシナモンロール店の店長だ」とウォルターに話し、その場所はまさしく“オマハ”だと言っていたのだ。
ジミーが窓口にたたきつけた小切手の住所にご注目。“JUAN TABO(フアン・タボ)”とあるが、「BrBa」に登場した化学者ゲイルの家も「フアン・タボ通り6353 6号室」。彼らはご近所さんなのだ。
記念すべきスピンオフ!それでもやっぱりウォルターが恋しい…。裁判所のシーンでは、そんな気持ちに応えるかのように“ハイゼンベルク”のハットとジャケットが登場!!まるでジミーの門出を見守っているようだ。
裁判所の駐車場では、ジミーの愛車であるスズキのオンボロ車がお目見えする。そしてその右隣には、「BrBa」でソウルが乗っていたものと同じキャデラック様!当時のジミーにはキラキラ眩しく見えていたのかも…?
ジミーがケトルマン夫妻と会ったのは、アルバカーキに実在する“ロヨラズ・カフェ”。「BrBa」でもマイクがジェシーとのディナーをはじめ、ガスとのミーティングやリディアとのナイショ話の場として使っている。
ジミーの法律事務所はアジアンネイルサロン裏の狭~い個室。なんとここは、「BrBa」でソウルが「資金洗浄の場」にオススメしたあのお店。店員たちはかなり口がカタ(コト)そうなので、とっても信頼できそうだ。
「BrBa」初登場でウォルターとジェシーに拉致されたソウルは、自分の身を案じて「あれはイグナシオだ」と発言。イグナシオの愛称は“ナチョ”で、実は本作に登場するギャングのナチョこそがその人物なのだ。
ジミーがナチョに電話するシーンでは、公衆電話の落書きにご注目。“JPi”=Jesse Pinkman!これは「BrBa」でジェシーの家にあった落書きと同じもので、ティーン時代に彼が描いたもののようだ。
高齢者法に力を注ごうと決めたジミーが営業に向かったのは、「BrBa」でへクター・サラマンカが入居するあの老人ホーム!のちに凶悪犯罪者たちが訪れ、おぞましい事件が起こる現場とは思えぬホンワカぶりだ…。
「私をスターだと信じた女もいた」というソウルの言葉は本当だった!男なら“あの俳優”になってオイシイ思いをするジミーの度胸にほれ込み、「I Will Always Love You♪」を捧げてしまう!?
アメリカ、ニューメキシコ州アルバカーキ。口は達者だがうだつの上がらない三流弁護士のジミー・マッギルは、病のために家から出られなくなった敏腕弁護士の兄チャックの世話をしながら、今にも崩れそうな日常を必死に支えていた。安い報酬の仕事に奔走しつつも、劇的な成功の糸口を求めてもがくジミー。そんな中、とある会計係の横領事件をきっかけに、ギャングのナチョや元警察官のマイクといった“ワケあり”な男たちと関わることになっていき…?自由の女神が見守るこの国で、一人の弁護士の運命が大きく動き始める――!
TVシリーズ「ブレイキング・バッド」、「FARGO/ファーゴ」などに出演、本作でエミー賞主演男優賞ノミネートを果たす。脚本家として「サタデー・ナイト・ライブ」、「The Ben Stiller Show(原題)」でエミー賞受賞。
TVシリーズ「Wiseguy(原題)」、「ブレイキング・バッド」に加え、本作で3度目のエミー賞助演男優賞ノミネートを果たす。「コミ・カレ!!」のほか、映画では『ビバリー・ヒルズコップ』などにも出演。
TVコメディシリーズ「Whitney(原題)」や「I'm With Her(原題)」にレギュラー出演。舞台やミュージカルなどでも才能を発揮し、ヘレン・ヘイズ賞助演賞ノミネートの経歴を持つ。
ホラー映画『ラスト・エクソシズム』で主演を務めたほか、『エンドゲーム 大統領最期の日』などに出演。「グレイズ・アナトミー」、「デスパレートな妻たち」など数々の人気TVシリーズにゲスト出演している。
カナダ出身の俳優。「オーファン・ブラック 暴走遺伝子」ではCanadian Screen Award助演男優賞ノミネート。ゲーム「ファークライ3」で海賊部隊のボス、バース役を演じている。
主な出演作は『スパイナル・タップ』、『大災難P.T.A.』、『人生万歳!』など。コメディアンのほか、TV、舞台、音楽と多彩な分野で活躍。映画『みんなのうた』では作詞家としてグラミー賞を受賞している。
TVシリーズ「X-ファイル」のほか、映画『ハンコック』などの脚本を担当。エ ミー賞やゴールデン・グローブ賞をはじめ、数々の栄光に輝いた「ブレイキン グ・バッド」では、企画・脚本・監督・製作総指揮を務めた。
脚本家としてHBOなど大手TVネットワークで活躍。「ブレイキング・バッド」で は、“ソウル・グッドマン”初登場の回をはじめ、多くのエピソードで脚本を担当、プロデューサーや監督としても手腕を発揮している。